葉巻百貨<キューバ産・ドミニカ産・ホンジュラス産などの一般シガー>

「酒とシガーはビジネスのパスポート!」と言われる程、これまで世界中の偉人達が創りだした物語の中では、必ず酒とシガーが脇を固めています。このパスポートをあなたのブランディングスキルに、或いはあなたがこれから創る物語の脇役に加えていただければ光栄です。
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THE MACALLAN(マッカラン)〜インディペンデント・ボトリング〜
マッカランは、自社のウィスキーがインディペンデント・ボトラーによって瓶詰めされて売られたりすることを止めさせるために、法的な圧力をかけることがあるいくつかの蒸留所の1つである。このような行為は、マッカランが「ザ」という定冠詞を使用する背後にある意図のうちの1つでもある。「ザ・マッカラン」とは、そのボトリングが「オフィシャル」であり、会社が定めた方法に正確に従って製造されたことを意味する。この意味での定冠詞の使用に関しては興味深いひねりがある。実は、マッカラン自身は、長年にわたりハイフンでつないで使用してきた10数件の蒸留所のうちの1つである。
グレンリベット蒸留所がオリジナルのウィスキーを「ザ・グレンリベット」という名前にしたことは、それらのウィスキーと一線を画すためであった。


紛らわしい様々なグレンリベットは徐々に減っていったが、定冠詞付きブランドは雨後の筍のように生まれてきている。あるインディペンデント・ボトラーは、しばらくの間、「マッカラン‐グレンリベット」という名称に固執し、ほかのボトラーは様々に変更を加えて使った。マッカランの「As We Get It」と呼ばれるこくのあるボトリングは、かつて支持者を集めた。ちなみに、ゴードン&マクファイルは「Speymalt from Macallan(スペイモルトフロムマッカラン)」という形で妥協した。
| モルトA to Z | 23:12 | comments(0) | - |
THE MACALLAN(マッカラン)◆FINE&RAREヴィンテージ〜
ほとんどのウィスキーのピークは、熟成年数が13年から19年の間に訪れるが、最もヘビーなものは20数年、あるいは30数年経ってもまだよくなる可能性がある。最も重量級であるとして有名なマッカランは熟成年数の長いものを非常に多く出してきた。正札価格が非常に高くなることもあり得る。しかし、ほとんどのウィスキーが、それよりも10年か20年前にピークを迎えることを考えれば、30、40、50年経ったモルトに最高の出来を期待するのは無理なことである。


実際、驚くほどに素晴らしい。しかしそれらの価格は、古さや希少性に引きずられたものだ。以前は作家不明だった絵画が、巨匠の作品と確認されたなら、その画家の最良の作品とは言えないかもしれないが、非常に高い値段がつくであろう。


マッカランは1950年代までは今よりピーティーで、スモーキーであったという見解が広く信じられているが、そのことがマッカランにあてはまるなら、スペイサイドの他のモルトにもあてはまることであろう。
| モルトA to Z | 17:20 | comments(0) | - |
THE MACALLAN(マッカラン)
拳闘家のように褐色でたくましいマッカランは、スペイサイドで一番有名な重量級ボクサーであり、いつも新しいことにチャレンジする精神をもっている。そのチャレンジの一環として、マッカランは多年にわたって1800年代以来の自社のボトルを収集し、オークションで購入することまでしてきた。


4000ポンド(6000ドル)で同社が購入した「1874マッカラン」は、在庫のウイスキーをヴァッティングすることによってその特徴を再現するという大胆な試みのきっかけになった。


その際のポイントは、現在好んで使用されているドライ・オロロソではなく、フィノのシェリー樽の強調であると思われた。マッカランの熟成庫には十分なフィノ樽があったので、1874年物と言っても信じられるレプリカが造られた。当時、これはこのとき限りの試行であるように見えたが、以来、さらに3つのレプリカのウイスキーが造られてきている。
1900年代の初期から中期にかけてのマッカランは、十分なカスクが貯蔵されているので、そのレプリカを造る必要はない。これらのウイスキーの一部は、エクセプショナル・シングル・カスクと同社が命名し、近年、一度に1樽ずつ発売されてきた。


1920年代から、大量に貯蔵することはコストが不当に高くつくと思われるようになった。当時、ほとんどのウイスキーはまだカスクの中にあったが、法で定められた最低アルコール度数を蒸発によって下回るのを防ぐために、一部がボトリングされた。1つのホグスヘッドからたった40本のボトルしか造れなかったが、一番容量が多いバットからは548本のボトルが造られたのである。


ベリー・オールドのウイスキーを売り出すことが決定されたが、「べりー・オールド」であることを決めるのは何なのか?30年以上の熟成という定義が与えられた。つまり、1972年以後の蒸留であってはならないのだ。あらゆる年数のものが熟成庫に集められているわけではなかったが、驚くほどにすべての年代がそろっていた。マスター・ディスティラーのデイビッド・ロバートソンとウイスキー・メーカーのボブ・ダルガルノは約600のカスクをノージングして、ヴィンテージのボトリングのために各年から1つか2つのカスクを選んだ。在庫にない年度のものがあれば、マッカランは業界筋や収集家から、カスクや、さらにはケース単位でボトルさえも買い戻した。2003年に発売されたシリーズは「ファイン・アンド・レア」と名付けられ、独特の瓶に入って、ヴィンテージの年代が目立つラベルがついている。このようなパッケージは、在庫から取り出されたボトルや買い戻されたボトルにも適用された。これらはすべて再度新しくボトリングされたのだ。このウイスキーはすべて蒸留所で、人の手で、カスク・ストレングスでボトリングされる。値段の範囲は、最高価格の2万ポンド(33000ドル)から最低価格のミニチュアの65ポンド(110ドル)までである。当初の発売は1万本に達し、総額は1400万ポンド(2300万ドル)を少し下回るものだった。カタログを通じて、あるいは専門店でまた、マッカランのウェブサイトや蒸留所のギフト・ショップでもウイスキーを購入することができる。これらのウイスキーを飲ませるバーさえあるが、価格が非常に高くなることは避けられない。


「私たちは何かを記念するシリーズを少しずつ売るのではなく、シリーズのすべてを入手可能にしたいと思いました」と、デイビッド・ロバートソンは説明している。「例えば、大切な誕生日を祝おうとしている人ならば、生まれた年のウィスキーの贈り物がいいと思うかもしれません。ほとんどのディスティラーは在庫に余裕がなく、その要求を満たすことができません。しかし、私たちにはそれができるのです」。収集家にとって、マッカランほどの魅力を持つ名前はない。マッカランという名前は今では廃墟になっているマッカラン教会に由来している。この教会はクレイゲラキの、スペイ川にかかっているテルフォード橋を見下ろす崖の上にあるイースター・エルキーズ家の敷地内にあった。川を渡るとすぐアベラワーがある。


丘の中腹に住む一人の農夫が1700年代に自家栽培の大麦を使ってウィスキーを造ったと考えられている。マッカラン、認可が可能になった直後に認可された蒸留所になった。1824年のことである。1998年、マッカランが必要とする量を考えるとほんの少しの量でしかないが、この農場は再び大麦のゴールデン・プロミス種の栽培用地として使用されることになった。昔からあった邸宅は見学客をもてなす場所として復元された。
マッカランは長い間、ザ・フェイマス・グラウスなど代表的なものを含むブレンディッドウィスキーの有名な原酒モルトだった。1968年から1969年にかけて同社は、シングルモルトが会社の将来を握る重要な鍵になるだろうと判断した。


伝統的にはマッカランの特徴は大麦のゴールデン・プロミス種に由来してきた。しかし、このスコットランド固有の品種は見つけにくくなっている。栽培が著しく減少してきた理由は、ゴールデン・プロミス種が農民たちに提供する収穫があまり多くないからである。スピリットに関してもまた、そこからディスティラーが得るものはあまり多くない。しかし、そこで生み出されるナッツっぽく、オイリーかつシルキーなフレーバーは美味である。ほぼ1994年ごろまで、マッカランはゴールデン・プロミス種のみを使用してきた。その後に関しては、豊作でウィスキーそのものが減産となり、それが可能となった特別な年もあったが、それ以外のときは、グリストに占めるゴールデン・プロミス種の割合は、30%ないし25%に下がり、20%に近づいた年もあったほどである。チャリオットやオプティックのような一般的な品種がより大きな割合を占めるようになってきた。


ディスティラーの中には、大麦の品種にこだわることなく、生産量についての技術的な仕様を設定する人々もいる。また、イーストについても同様の見解をもつ人も多く、近年に至っては、2種類の酵母を使う伝統を1種類しか使わないように変更した人もいる。このような考え方は、1つの根本的な論点を無視しているように思われる。すなわち、消費者がグラスから得るもねは、生産者がそこに何をつぎ込んだかによるということである。マッカランは、この組み合わせによってそのウィスキーのフルーティーさ、スパイシーなアロマ、そしてフレーバーが強調されると考えている。


マッカランのオイリーでクリーミーなリッチさは、ひときわ小さなスチルを使用することによって強調されている。同社が需要の増加に対応するために生産量を増加させようとしたときスチルの数を増やしたが、スチルを大きくすることはしなかった。スチルの数は1965年から1995年の間に、6基から21基へと増加した。ウォッシュ・スチルはガスバーナーによって加熱されている。このように直火焚きをすることは蒸気による加熱では得られないモルトのカラメル化現象を可能とする。マッカランはまた、業界中でミドルカットされる部分が一番少ないと信じている。
マッカランがシングルモルトの市場に乗り出すと決断したとき、重役たちは在庫を試飲して、自社のウィスキーはドライ・オロロソの樽のものが一番美味しいと判断した。


さて、その樽を入手することにかかる莫大な費用に直面したマッカランは、フレーバーに影響を与える要素は一体何であるかを明らかにするために、徹底的に研究を行ってきている。オークの木が真の意味で成熟するには100年かかり、ウィスキーの熟成はそれからさらに10年、12年かかることを考えれば、この展開はゆっくりしたものとならざるを得ない。


ヨーロッパ種のオークであるクエルクス・ロブールは、タンニンが豊富で、マッカランの特徴である深い色合い、そして、松脂っぽく、スパイシーな(クローブ、シナモン、ナツメグ)香りとフレーバーを与える。
マッカランの現在の見解は樽とシェリーとの間の相互作用もまた重要であるというものである。この作用によって刺激的なタンニンが洗い流され、豊かでまろやかなスパイシーさの発現が促進される。このことは、シェリー自体が生み出すいかなるアロマやフレーバーよりもはるかに重要なものであると考えられる。極論とも言うべきある研究結果は、アロマとフレーバーのほぼ3分の1のみがスピリットに由来し、60%近くがオークによるものであり、10%以下がシェリーに由来すると示唆している。


現在の生産体制で使われるバットは、最初、第一次発酵のモスト(グレープジュース)を3ヵ月間詰めておいた後、2年間ボデガの中で熟成中のシェリーを満たしておく。そのあとでスコットランドに輸送される。マッカランの70%ないし80%はファースト・フィルのバットで熟成され、残りはセカンド・フィルの中で熟成される。ザ・マッカランの代表的なシリーズでは、ファースト・フィルのものとセカンド・フィルのものが、ほぼこの割合でヴァテッドされる。
| モルトA to Z | 20:52 | comments(0) | - |
ZINO(ジノ)
ジノは良質のホンジュラス産シガーで、メイン・ブランドがまだキューバで生産されていた当時、ジノ・ダビドフがアメリカ向けに作ったブランドだ。3つのシリーズが存在する。その名前にふさわしくワイン色のラベルが巻かれたムートン・カデ・シリーズは、ジノが1980年代半ばにパートナーのエルンスト・シュナイダー、フィリピーヌ・ドゥ・ロートシルト男爵夫人(フランスのワイン・メーカー、シャトー・ムートン・ロートシルトの最高責任者)と行った、大陸横断旅行の最中に発表された。珍しい赤みを帯びたブラウンのラッパーを用いたミディアム・シガーだ。直径の大きいコノスール・シリーズは、マディソン・アベニューにダビドフ・ストアがオープンするのを記念して発売された。金色のバンドが特徴のスタンダード・シリーズでは、7インチ×50のベリタスがラテン語をもじった「In Zino Veritas」というコピーで注目を集めた。
| シガー・カタログ | 20:37 | comments(0) | - |
BOLIVAR(ボリバー)
19世紀のベネズエラの英雄で、南米の多くの地域をスペインの支配から解放したサイモン・ボリバー(シモン・ボリバル)の肖像をあしらったボリバーのラベルとボックスは、ハバナのシガー・ブランドの中でも一目でそれとわかる特に有名なデザインだ。一時期、ボリバーはハバナ・シガーの中で最も小さいデカルトというシガーを生産していた。さらには、ウィンザー城にあるイギリス王室の子供部屋のドールハウス用に、ミニチュア・シガー・ボックスを作ったこともある。ボリバーは、1901年にロチャ社によって設立された。 ボリバーには20種類ほどの製品が存在するが、その中には機械製のものも多いため、特価品を見つけだしときには特に注意が必要だ。ハンドメイド・サイズは19種類ある。ボリバーはハンドメイドのキューバ・シガーの中では最も安い部類に入るため、非常に強い味わい(ボリバーはハバナ・シガーの中でも最も強力なフルボディの味が特徴)が好みに合うならお買い得と言えるだろう。決して初心者向けではないが、年季の入ったシガー・ファンの中にはボリバーを好む人が多い。濃い色のラッパーを使用するボリバーは、熟成とともに味が良くなる。おすすめはロイヤル・コロナ以上の大型サイズで、これらは香りが強く、しっかりした作りで吸い込みや燃え方も均一だ。トルピート形のベリコソフ・フィノスはどっしりした食事の後によく合い、愛好者が多い。一方、まろやかな味わいのロイヤル・コロナ(ロブスト)はランチの後に最適なシガーだ。ペティ・コロナはすべてのシガーの中でも最もフルボディなものの一つ。また限定量のみ生産されているパルマス(パナテラ)は、このサイズのシガーに軽さを期待する人は避けるべき。ボリバーの特徴的な味わいの原因は、リヘロが特に多く含まれているためと考える人がいるさもしれないが、そうではない。これはボラードよりもセコが多くブレンドされているためだ。


ボリバーにはドミニカ産のものも存在する。これらはあまり有名ではないが、カメルーンのラッパーを使ったマイルド〜ミディアム・フレーバーのシガーで、値段の割に質も高い。ドミニカ産ボリバーは5種類のみ。
| シガー・カタログ | 20:36 | comments(0) | - |
ROMEO Y JULIETA(ロメオ・Y・ジュリエッタ)
最も有名なハバナ・ブランドの一つで、特にイギリスでは人気が高い。ロメオ・Y・ジュリエッタのシガーには40種類以上ものサイズと形状が存在し、その多くがアルミチューブ入りで売られている。また機械製のサイズも多数ある。種類が非常に多いことから、すべてのサイズが高品質であることは期待できないが、それでもロメオ・Y・ジュリエッタには非常に優れたシガーがあり、その多くが、同一サイズの中では最高と呼べるものだ。


このブランドの初期の成功は、ロドリゲス・フェルナンデスの努力の賜だ。「ペピン」の愛称で知られたフェルナンデスは、ハバナのカバナス工場でマネージャーを務めていた。しかし、工場がアメリカン・タバコに買収されることになると、これを嫌った彼は1903年に職を辞し、自身で事業を立ち上げることにした。彼は蓄えを使って無名の工場を買い取った。この工場は1875年から、キューバ国内向けにロメオ・Y・ジュリエッタという名前のシガーを作っていた。だが彼の野望はもっと大きかった。そこで従業員の士気を高めるため、利益の30%を各部門の責任者に還元する一方、自らのブランドを売り込むため世界中を回った。2年も経たないうちに従業員数は1400名に増え、より大きな工場へ移転することが必要になった。


フェルナンデスは顧客の王族や国家元首向けに、彼ら専用のバンドを巻いたシガーを提供した。一時、ロメオ・Y・ジュリエッタの工場では2万種類ものバンドが作られていたという。 ペピンは生産にわたって自らのブランドに強い愛情を持ち続けた。それはほとんど取り付かれていたと言えるほどで、所有する競走馬にジュリエッタと名付けたり、シェークスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」の舞台となったヴェローナのキャプレット邸を買い取ろうとしたこともある。これは失敗に終わったが、有名なバルコニーの下に立つことを許された。そして、このブランド名の由来となった不幸な恋人たちをしのんで、1939年まで、キャプレット邸を訪れるすべての人に無料でシガーが提供されることになった。フェルナンデスは1954年に死去した。


有名なロメオ・Y・ジュリエッタのチャーチルは、チューブ入りでも販売されている。これは素晴らしい芳香を持つ、きわめて上質な作りのシガーだが、チューブ入りの製品は作られてから時間が経っていないものが多く、ボックス入りに比べると熟成が足りない場合もある。とは言っても、金色のバンドが特徴(他のシガーはセドロス・シリーズを除いてすべて赤いバンド)のチャーチルは、クラッシックなミディアム〜フルボディのシガーだ。コロラド・マドゥロのラッパーに包まれたコロナは、作りは良いが、味にはばらつきがある。セドロス・デラックスNo.1(ロンズデール)は口当たりの良いミディアム・シガーだが、このサイズを好む人にとっては物足りなく感じるかもしれない。オイリーなラッパーを用いたエキシビションNo.4は、しっかりした食事の後に最適な深い味わいで、シガー通の間にファンが多い。セドロス・デラックスNo.2は、個性豊かな非常に良いコロナだ。ペティ・ジュリエッタは、このサイズとしては最もフルボディかつ最高のシガーの一つ。


いくつかのチャーチル・サイズの間に大きな違いはない。ただし、プリンス・オブ・ウェールズはチューブ入りのものより軽いと言う人もいる。チューブ入りのNo.1〜No.3デラックスを、同じくチューブに入ったNo.1〜No.3は、ハンドメイドながら、同ブランドの中では最も安い部類に入る。これは、使用する葉が厳選されたものではないためで、したがって、質も他のシガーとは別物だ。


ロメオ・Y・ジュリエッタという名前のドミニカ共和国産シガーも存在する。これらは、ビンテージ・シリーズにはコネチカット・シェード・ラッパーが使われ、スタンダード・セレクションにはカメルーン・ラッパーが使用されている。両タイプとも良質な作りの優れたシガーで、特にビンテージ・シリーズは繊細な味わいが特徴だ。
| シガー・カタログ | 18:39 | comments(0) | - |
PUNCH(パンチ)
非常によく知られた、広く流通しているハバナ・ブランド。人気が高く、ほかのブランドに比べて価格が安いことから、初心者やライト・ファンにはお馴染みのシガーだ。そのため、シガー愛好家はこれといった理由もなくパンチを避ける傾向がある。サイズのバリエーションはきわめて豊富で、その多くがラ・コロナ工場で作られている。同一サイズの機械製もあり、またエクスクイジートスやパルマス・レアールといったサイズは機械製のみとなっている。


パンチは現在も生産されているシガーブランドとしては2番目に古く、1840年にイギリス市場をターゲットとしてまぬえる・ロペスにより創設された。シガーを手に満足した顔を見せるパンチ氏の絵が、今もボックスの上面を飾っている。 ホンジュラス産のパンチもあり、これらにはスタンダード、デラックス、グランクリュの3つのシリーズが存在する。中でもデラックスとグランクリュは際立って良質な作りのシガーだ。スタンダード・シリーズは、ホンジュラスらしい、いたって普通のフルボディ・シガーだが、ほかの2つのシリーズはマドゥロ・ラッパー(かなりの熟成期間を経ている)にも関わらず、あまり類を見ない繊細な風味を味わうことができる。ビラゾンのフランク・リャネザの熟練の技と専門知識がこれらのシガーを陰で支えている。


キューバ産は非常に多くの種類があることから、すべてのシガーに最高の品質を期待するのは無理だが、ダブル・コロナなどの大型サイズは、作りも良く、信頼性が高い。これらは心地よい香りと独特のスパイシーな芳香を持ち、重すぎないフルボディの味わいの中にわずかな甘みを感じさせる。同じサイズのシガーが国によって違う名前で呼ばれていることがあり、混乱のもととなっている。例えば有名なパンチ・パンチ(コロナ・ゴーダ)は、ロイヤル・セレクションNo.11とか、セレクション・デラックスNo.1などという名前で呼ばれていることがあり、ペティ・コロナ・デル・パンチはセレクション・デラックスNo.2ないしプレジデントなどと呼ばれているのだ。この一級品のマイルド〜ミディアム・シガーを選ぶときには、信頼できるシガー・ショップに相談したほうがよいだろう。


キューバ産、ホンジュラス産の両方に、ロイヤル・コロネーションをはじめとするチューブ入りのサイズがある。
| シガー・カタログ | 18:38 | comments(0) | - |
FONSECA(フォンセカ)
キューバのフォンセカのボックスには、ニューヨークの自由の女神とハバナのモロ城の絵が描かれていて、2つの都市の関係が今よりもずっと密接だった時代に生まれたブランドであることを物語っている。


1965年以来、フォンセカはドミニカ共和国でも作られている。当初はカメルーン葉をラッパーに使用していたが、今ではコネチカット・シェードが主に使われている。これにメキシコ葉のバインダーとドミニカ産フィラーを合わせたシガーは非常にマイルドで、作りもしっかりしている。


キューバ産フォンセカは白い薄紙に包まれている。当地の味のわかる人々により大量に消費されている。味はマイルド〜ミディアムで、かすかな塩気がアクセントになっている。
| シガー・カタログ | 18:37 | comments(0) | - |
HOYO DE MONTERREY(ホヨー・ド・モントレー)
サン・フアン・マルティネスのブエルタ・アバホ村の広場を見下ろす位置に、「ホヨー・ド・モントレー:ホセ・ジェナー1860」という文字が刻まれた、古びた鋼鉄の門がある。この門の先にあるのは、キューバで最も名高い「ベガス・フィナス」(太陽の下で育てられるバインダー及びフィラー用のタバコ畑)だ。ホセ・ジェナーは、この場所の一等地(ホヨーとは地面がくぼんだ部分のことで、水はけが良いとして農民に好まれる)でタバコ栽培農夫としてキャリアをスタートさせ、やがて1865年にホヨー・ド・モントレーを創設した。


ホヨー・ド・モントレーのトレードマークであるダブル・コロナは、シガー愛好家の間では貴金属をはるかに上回る価値を持ち、友情の証として取引される以外に出回ることはない。その繊細な風味と豊かな味わいは、ラ・コロナ工場のブレンダーやローラーの技術の賜だ。しかし、機械製を含むホヨー・ド・モントレーのほかのサイズは、ダブル・コロナにはおよばないと感じられるかもしれない。これはある部分では真実だが、エピキュアNo.1及びNo.2、中でも50本を束にしたものは例外だ。ジノ・ダビドフが当初ホヨー・ド・モントレーのキャビネット・セレクション・スタンダード・サイズをもとにシャトー・シリーズを作り出したことも忘れてはならない。ダビドフがスイスで成功を収めると、ライバルのシガー・ショップのアイデアにより、1970年にル・ホヨー・シリーズが誕生した。このシリーズはよりスパイシーでどっしりした味わいを持つ。


しかしこれも、同じ名前を持つホンジュラス産シガー・ブランドの前では見劣りしてしまう。ホンジュラス産ホヨー・ド・モントレーは作りの面ではやや欠けたところがあるものの、味の素晴らしさはそれを補って余りある。中でもロスチャイルドやガバナーといった直径の太いサイズは、いわばシガーの「エスプレッソ」と言うべきものだ。これらを作っている人々は、明らかにタバコそのものの味を重視しているのだろう。


ホンジュラス産ホヨー・ド・モントレーのスタンダード・ラインを、エクスカリバー・シリーズと混同しないように。これらは、アメリカではホヨー・ド・モントレー・エクスカリバーという名前で販売されているが、ヨーロッパでは商標上の理由から単にエクスカリバーとして売られている。エクスカリバーは一応最高級のシガーで、味わいもスタンダード・シリーズとはかなり異なる。
| シガー・カタログ | 18:36 | comments(0) | - |
PARTAGAS(パルタガス)
パルタガスは1845年創業の最も古いハバナ・ブランドの一つで、創設者はドン・ハイメ・パルタガスだ。当時の工場は、今もハバナのダウンタウンの国会議事堂近くに建っている。パルタガスは今も世界でよく知られているブランドだ。


パルタガスが大量に生産されていることもその大きな理由で、実に40種類ものシガーが市場に出回っているが、その中にはセロファンで包まれた機械製も多く含まれている。またドミニカ産も存在し、これらにはハバナ種の種から栽培されたカメルーン・ラッパーが用いられている。


ドミニカ産の生産を統括するのは、有名なキューバのシガー・ファミリーに属するベンジャミン・メネンデスとラモン・シフエンテスだ。ドミニカ産パルタガスはジェネラル・シガーで生産されている。キューバ産はラベルに「ハバナ」の文字があるのに対し、ドミニカ産は同じ場所に1845年と記されている。


パルタガスは2度の世界大戦の時期には大いに名を馳せ、シガー愛好家として知られたイーヴリン・ウォーの小説「ブライズヘッドふたたび」にも登場する。 キューバ産パルタガスの品質にはばらつきがある。ルシタニアスなどの大型サイズ、中でも50本入りキャビネットはきわめて高品質だが、機械製のものが多い小型サイズの中には、吸い込みに難のあるものが珍しくない。一般的にパルタガスは大地のような深い味わいを持つフルボディ・シガーで、特にシリーズDNo.4(ロブスト)のような直径が太いサイズではこの傾向が顕著だ。コロナ・グランデとダリアの2種類には8‐9‐8方式のパッケージが採用されている。パルタガス工場の最高責任者エルネスト・ロペスは、ダリアをブランドを代表するサイズと考えている。これは全体的によりまろやかだが、それでもフルボディの味わいは保っている。3つのサイズからなるコノスールシリーズも存在し、これらは限られた市場でしか入手できない。その一つ、No.1はコイ
ーバのランセロと同じ寸法だが、先端の「しっぽ」はない。一般的に、パルタガスのシガーはしっかりした食事の後に適している。


手作りのドミニカ産パルタガスは、作りは丁寧だが、特に大型サイズではラッパーの質にばらつきがある。最高品質のものは素晴らしいが、同時に比較的高価だ。大半はコロラド・ラッパーだが、6 1/4インチ×47のものにはマドゥロが使われている。フィラーはジャマイカ産、ドミニカ産、メキシコ産のブレンドだ。ドミニカ産パルタガスには全部で14のサイズがあり、その大部分は番号で呼ばれている。これらは口当たりの柔らかいミディアム〜フルボディのシガーで、わずかな甘みがある。
| シガー・カタログ | 18:35 | comments(0) | - |

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